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1月③「ひとつのチームで」

育良クリニックの皆様


大変お世話になりました。

7年前、敬愛する職場の先輩から、
「出産は中目黒の育良クリニックさんでお世話になったけれど、おすすめ!」
「友人もできたし、職員の皆さんとっても親切だよ」と言われたのが記憶に残っており、
妊娠が分かった時、「やっと育良さんに行ける!」ととても楽しみにしておりました。

育良さんは自宅・職場からもアクセスが良く、お世話になる先生が固定されている訳ではないので、
ある程度自分のスケジュールに合わせて検診の予約ができるのが有難かったです。
色々な先生に診ていただけて、お話を聞けたのも勉強になりました。

産婦人科に行くこと自体初めてだったので、始めは緊張していましたが、
綺麗な施設と設備、職員の皆さまの丁寧な対応で、毎回伺うのが楽しみになりました。

院内教室の「お友達作ろう会」では同世代で妊娠週数の近い、近所に住むお友だちができ、
妊婦ならではの不安や喜びを分かちあえる仲間ができました。
「両親学級」では、自分の住む区の「両親学級」とはまた違うアプローチで、
夫と「協力してお産を乗り越えよう!」というモチベーションが上がりました。
(分娩室見学や生まれたての赤ちゃんを見ることができたのは、育良さんならではだと思います。
出産に対して、具体的でポジティブなイメージが湧きました)

育良さんは私のそれまでの生活スタイルの中に違和感なく自然に入ってくださって、
検診だけでなく、トータルサポートしてくださったので、安心してお産にのぞむ準備ができました。

勝手に予定日頃までお腹にいるだろうと思っていたので、1週間前に陣痛が起きた時は驚きました。

担当助産師の濱中さんは、お会いしてまもなく、
「格好良いな、すごく頼りになってくださいそうだな」
と感じたのですが、その通りでした。
こちらに全く不安を感じさせず、経過や今後の可能性を都度分かりやすく教えてくださり、
私の意見を尊重しつつ、その時の最善の対応をしてくださいました。
無痛の麻酔のおかげで、私は分娩中話すことができたので、
私と夫の緊張を和らげるために、色々お話ししてくださったのも楽しかったし、
濱中さんは分娩の対応もしつつ、かつ私たちのメンタルケアもしてくださったので、
「すごい」としか言いようがありません。
関わってくださった助産師の皆さん大変親切だったので、
「もし夫が立会い出産に間に合わなくても、助産師さん方がいるなら、夫なしでも安心して産むことができたな」
とこころから思います。

分娩も中盤までは順調と言っていただき、「有難いな」と思っていたのですが、
息子が子宮の入口付近で詰まってしまい、色々ご対応いただくも難しく、帝王切開する可能性があると言われました。
それでもあきらめず、院長先生や濱中さんを始めとする助産師さん方が一生懸命、
帝王切開しないでも産めるようにご対応してくださいました。
最後はご到着して間もない福田先生も加わってくださり、
全員協力体制の末、何とか下から無事に産まれることができました。
(福田先生は、以前検診時に私が残業続きで体調を崩していることをご心配くださり、
ご自分のことのように怒ってくださったので、夫も「信頼できる先生だね」と言っていたので、ご対応いただき光栄です)
ひとつのチームで、大きなことを成し遂げた感覚で、嬉しかったです!!

始めから終わりまで、「なるべく医療介入したくない」という私の希望を尊重してくださったので、
おかげさまで産むための方法や手段は私の理想に近いものになりました。
産み方以外の部分、職員さん方の献身的なサポートやケアについては
私の理想以上のもので、一生こころに残る素敵なお産になりました。

後日談になりますが、私と妹は日赤産まれです。
母が「浦野先生(理事長先生)にお世話になった記憶がある」と言っていたので、私と妹の母子手帳を見返したら、
「妊婦検診」の担当医の欄に理事長先生のお名前のスタンプが押してありました。
30年の時を経て、その時産まれた私が理事長先生のご子息である院長先生に無痛の麻酔を入れていただき
(私は持病もあったので迷いましたが、無痛分娩にさせていただき本当に良かったです。
院長先生の麻酔を入れる際のご説明も丁寧で分かりやすかったので、麻酔への恐怖を感じることはありませんでした。
息子を産んだ時もお声がけいただきましたが、
「育良さんにして良かった!」とこころから思えるようなあたたかなお言葉で、光栄でした)
息子を取り上げていただき、親子3代で大変お世話になり、ご縁を感じております。
誠にありがとうございました。

貴クリニックの今後益々のご発展と
職員の皆様、貴クリニックに関わる全ての皆様のご多幸をこころよりお祈り申し上げます。

今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。

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