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不妊治療に対する新しい治療法『PFC-FD療法』開始のお知らせ
当クリニックは2021年6月よりPFC-FD(Platelet-delivered Factor Concentrate Freeze Dry: 血小板由来因子濃縮物-凍結真空乾燥)療法を新たに導入いたしました。
この治療はご自身の血液からPRP(多血小板血漿)を作製したのち、細胞成分を取り除いて成長因子を濃縮し、
凍結乾燥(フリーズドライ)したものを胚移植する前に子宮内に注入することにより子宮内膜が活性化され受精卵が着床しやすくなる治療です。
≪対象≫
不妊治療中で凍結融解胚移植をご予定の方を対象とした治療となります。
ご希望の方はどなたでも治療可能ですが、複数回の胚移植不成功の方が主な対象となります。
≪方法≫
患者さまから約50mlの採血をおこない、感染症検査を実施したうえで、PFC-FDを作製します。
凍結融解胚移植スケジュール中に合計2回、作製しておいたPFC-FD溶液を子宮内に注入したのち、融解胚移植をおこないます。
詳細等は診察時にてご説明いたしますのでご相談ください。