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1月②「あの晩の願い・・・」

育良クリニックの皆さま

7~8年前の平日、深夜0時を過ぎた頃だったと思います。
育良の下のタクシーロータリーの所で女性が倒れていました。
目の前の交番に警察官もいたので、「酔っぱらい?」と思い、通りすぎようとしたのですが、
ふと「この上に産婦人科があるな...」と思いよく見たら、破水をした妊婦さんでした。
近くにご家族もいましたが、あまりのことに育良のtelが分からない!とのことで、
すぐに5階へ呼びに行きました。すぐに複数の助産師さんが、一緒におりてきて、ロータリーで、いきみを逃し
陣痛の合間にストレッチャーにのせてくれました。「ストレッチャー押してください!!」と言われ、
必死に分娩室まで押して入ったのを覚えています。

だから、今回、分娩室を見たのは実は2回目です。(私の出産は手術室でしたが)
1階に降りて、妊婦さんの無事を祈りながら、出産のパワーを感じながら、育良の助産師さんのたくましさ
安心感を体験して、思ったこと。「いつか妊娠したら、こんな助産師さんがいる育良で絶対に産もう!!」 

まさに、2020年5月16日、あの晩の願いが叶いました。
思いがけない帝王切開でしたが、白戸先生、院長先生はじめ先生方への信頼感はもちろん、あの時のような助産師さんのたくましさ、
安心感を自ら感じ、不安はもちろんありましたが、そんな中でも、ベビーと一緒に心と体を預けることができました。
本当にありがとうございました。

出産後も、知識、ご経験を基に、とてもパーソナライズされたケアで、助けられました。
出産してみて感じたのは、指南書は山ほどありますが、母親、べビーの特徴により、全て人それぞれで聞くとやるとでは違うことがたくさんありました。

特に授乳・・・。
体が慣れる前に、ベビーが慣れる前に・・・1人では心の折れそうな体験でした。そんな中、昼夜ご担当が変わっても、私たちの授乳の特徴が引き継がれ 
24時間ケアしてくださったことで、なんとか入院中、前に進めました。退院後も母乳外来があるとのこと、安心です。

いろいろな入院体験も聞く中、先生方、助産師さん、明るい明るいスタッフの皆さまのおかげで、外はこんな状況ですが、
本当に身も心も預けて、無事に我が子を抱くことができたこと、感謝しております。
目黒川沿いという場所、お食事、院内など、環境のすばらしさも、もちろんですが、

育良の「人」のすばらしさ、あの数年前の夜に思ったことが間違えではありませんでした!!
本当にありがとうございました。(唯一つらいのは・・・あまりの我が子のかわいさくらいです・・・笑)

この状況で、通常よりも気の張る毎日と思います。どうぞ、ご自愛ください。

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