患者様の声 Voice
10月⑥「3回分の感謝」
育良クリニックのみなさまへ
2018年7月に長男を、2020年10月に次男を、そして今回2022年10月に長女を、いずれも育良で無事出産することができました。
上2人のお産の時にもこのメッセージを書く機会があったものの、思いがありすぎて結局提出できずじまいでした。
出産は今回が最後と決めていましたので、三度目の正直(?)で遅まきながら3回分の感謝をお伝えしたいと思います。
長男の出産時はコロナ前で面会の方も多くにぎやかな入院病棟でした。
小林さん(既に退職されてしまいましたが...)の冷静かつ適切なリードで初産としては平均的な時間で無事出産。
妊娠中のトラブルも特になく、「いわゆる高齢出産ですが大丈夫でしょうか」との質問をしたところ(当時37才)
「ここではその年齢で高齢と言ったらみんなににらまれちゃいますよ(笑)」と言われたことが記憶に残っています。
当時は理事長先生が朝の回診をなさっており、長男の哺乳量の記録を一目見て「優秀、優秀!」と
豪快に笑って去っていかれた姿が印象的でした。まだ臼の前でスタッフの皆様と記念写真が撮れた時期でした。
次男の時は経産婦ということもあり、未知のことが少ないので気持ちにゆとりをもってお産に臨むことができました。
平日日中に1人で育良に来て、1時間半後には出産というスピード満点な展開でした。
その際にお世話になった片山さんがとても癒し系で、「もし勤務中にあたれば長女のお産も担当していただけたらうれしい」と
バースプランに書いていたところ、願いが叶って今回運よくいらっしゃるタイミングでお産になり、担当していただけました。
2年前に取り上げていただいた次男を含め、家族全員で立ち会うことができた幸せなお産になりました。
コロナ禍によって変化を強いられるなかで、大切になさっている根本の部分はしっかり守りながら
安全で満足度の高いお産を実現していらっしゃる皆様の日々の尽力に頭が下がる思いです。
3人の出産それぞれで少しずつルールやできることは異なっていましたが、
「ここで妊娠、出産をケアしていただけて本当に良かった」という気持ちは不変であり、ますます強くなるばかりです。
長男の出産の際、お産という一大イベントにおける助産師さんの役割の大きさに大いに驚くとともに、
(ドクターが主導するイメージでしたが実際は助産師さんに介助していただくシーンがはるかに多い)
いのちの現場で働いていらっしゃるがゆえの芯の通った強さ、プロとしての誇りを感じ、
「もし自分が高校生の時に助産師という職業についてもっと知っていたら目指したかった」と本気で思うほどの感銘を受けました。
いまでもその気持ちは変わっていません。
もちろん幸せなお産ばかりではない現実もあろうかと思いますが、それらも受け止めて
ママ、パパたちに寄り添う尊いお仕事だと思っています。
どうかお体にお気をつけて、これからもたくさんのファミリーを笑顔にして下さい!
そして、特に今回は臨月を目前にして泌尿器系の疾患が見つかったことにより先生方にも大変ご心配をおかけしました。
安全にお産をさせてあげたい、と思ってくださっていることが伝わってきて、
アクシデントそのものにはヒヤヒヤさせられたものの、改めてここで診ていただけていて良かったと思いました。
お陰様で、無痛分娩にしたこともあり、炎症による痛みは全くなくかわいい長女に会えました。
ハリが感じられる程度の痛みを残した絶妙な麻酔の加減も今回の感動ポイントのひとつです。
院長先生、深夜にもかかわらずスピーディーに対応いただきありがとうございました!
もう妊婦健診に来ることも出産で入院することもないかと思うととても淋しいですが...
今後はマッサージに時々お世話になりつつ育良のファンとして陰ながら応援させていただきます。
素敵な体験×3をありがとうございました!!!