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4月②「待ちに待った赤ちゃん」

育良クリニックのみなさま

11日間、本当にお世話になりました!!

そして、みなさまのお陰で無事に赤ちゃんが誕生できたこと、

本当に本当に感謝いたします。

この子の前に3度いなくなってしまった赤ちゃん達がおり、

私達夫婦や両親にとっても待ちに待った赤ちゃんでした。

順調に育っていく過程を見るたびに気持ちが昂り涙し、大切にしすぎたからか、少々大きく育ってしまったようです。

予定日を過ぎても子宮口が全く開いておらず、入院となったとき、これですぐ出してあげられると思っていました。

つらっかたはずの促進過程も、うそのように記憶喪失ぎみですが、それもみなさまの支えがあったから耐えられたものでした。

予定日2週間前におしるし?らしき鮮血の出血があり、その夜中の電話にも冷静にご対応いただけ、心が少し落ち着いたのを覚えています。

その夜、赤ちゃんが頭でブレイクダンスのように高速回転して子宮口から出てくる夢を見ました。その時、頭出たよーという後、肩が大きくて出られない!というもので、今につながっていたのかなと思います。

3/9サンキューの日に出てくると勝手に思っていましたが、そこからの入院というのも精神的なものがあったのかもしれません。

無理矢理にでも子宮口を開いていただき、そこから陣痛促進剤というものが私にはここまで効かないものだと思っておらず、すぐに出してあげられると思っていたのに毎日がごめんねという気持ちでいっぱいでした。

助産師さん達の手厚いお心遣いは大変安心させていただけるもので、子宮口開け!と波がくる度に力が入っていました。毎朝赤ちゃんの心拍が一度は落ちるというのが怖く、3/13に2度も落ちたときは、早く赤ちゃんを助けてという気持ちしかありませんでした。自然分娩でと、この産院を選んでいましたが、そんなの自分のエゴかもしれない、とにかく赤ちゃんが無事ならと、みなさんにお任せできて本当によかったです。

帝王切開中は、池上さんがずっと手を握ってくださっていたことが本当に支えになりました。

抱きかかえられた赤ちゃんを見た時、涙があふれてたまりませんでしたが、呼吸が安定していないと知り、胸がはりさけそうで気が気ではありませんでした。

今でも呼吸が荒いと心配しますが、そういう質問にも丁寧にお答え頂け安心します。その後も歩行や起き上がりでは体が全く動かずご迷惑をおかけしました。

どうにも動かず自分もあせりましたが、赤ちゃんが部屋に来てお世話するうちに、動けるようになりました。私のペースで見守ってくださり、ありがとうございました。

あたたかく見守ってくださるみなさんがいるこの守られた環境から出ていくのは少し怖いですが、母の自覚をもって今日から新たに頑張りたいと思います。

また、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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