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産科 とらママ

静脈瘤、むくみにおススメ

今日は全然ハリがありません、とらままです。

でも、下がっては来ている感じです。

下のほうが押されている感じで、膀胱を握られているのではというような変な感覚があります。

恥骨も緩んでいるのか、歩いているとがくがくする時が。

私は、長男の妊娠中から静脈瘤が出ていたのですが、妊娠のたびに出方がひどくなっています。

3人目以降は、産後も脚に赤黒い血管が残ってしまいました。

汚いので写真は載せませんが、例えるなら、鬼滅の刃のねず子が鬼と戦う時に血管が浮き出ているような感じです。

(余計わかりにくいですかね。)

赤紫と青紫の血管が、ボコボコと、足先から股まで浮き出して、皮膚表面はボコボコです。

私は、もともと遺伝的に静脈瘤が出やすく、しかも5回の妊娠で悪化している感じです。

子宮が大きくなり、血行が悪くなっているのです。

ご両親や祖父母に静脈瘤のある妊婦さんは、気を付けられるといいと思います。

下半身を冷やさないとか、ストレッチやお灸をするとか、血行をよくすることが大事なのですが、

一番のおすすめは、医療用の弾性ストッキングを早めに履いておくことが、私の10年の体験結果です。

お腹まであるマタニティ用がいいです。

私は4人目の出産が終わり、産前産後のグッズはすべて処分してしまっていて、「最後だし、もういっか」と

5人目の時に弾性ストッキングを買い直さなかったのです。

5か月を過ぎて、みるみるうちに静脈瘤が出て、毎日だるくて痛くて・・・・。

市販の着圧ソックスを試しましたが、改善は見られないので医療用を購入しましたが、やはり医療用は全然違いますね。

静脈瘤が出る前から履けばよかったと悔やまれます。足もむくまなくなりました。

医療用弾性ストッキングは、育良で取り寄せ注文してもらえるので、必要な方はお声がけください。

静脈瘤で一つだけいいことが。

子供たちが「ママが鬼になっちゃう」と毎晩のように足をさすってくれ、

少し周りの目が気になりだして手を繋いでくれなくなった次男が、私が外出するときはいつもぴったりと寄り添い

手を引っ張ってくれます。

これも、生まれるまでのあと数日の贅沢ですかね。

産まれなかったら、また明日!

とらまま

プロフィール/ Profile

育良クリニック

目黒区にある産婦人科です。
患者様へのお知らせや、妊娠育児のあれこれ配信しています。

投稿者/ Contributor

浦野晴美・理爺長
育良クリニック創設者。
どうでもいいことを「理爺長のつぶやき」でつぶやいたり産科医としてのコメントをのせます。
院長
とらママ
育良クリニックマネージャー。
2011年1月、第一子「とらさん」
2012年6月、第二子「りゅうちゃん」
2014年2月、第三子「うまくん」
2016年4月、第四子「おさる」
2020年10月、第五子・初女子「じら」
(すべて愛称)
を当院で出産。
妊娠・出産・育児の奮闘記を綴ること多し。
医療スタッフ
医療スタッフ
開院当初からの超ベテラン。
医療的な質問に回答したり、日々のできごとを綴ります。
育良事務局
コンシェルジュスタッフがイベントやお知らせを随時配信します。

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