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とらままです。
昨日、書ききれなかったリアルな部分をお話します。
⭐︎子宮収縮剤を始めてから出産まで⭐︎
収縮剤の点滴を入れて5分と経たないうちに、今までとは明らかに違う強さの陣痛が来ました。
同じ強さで定期的に、、、
とにかく、これに頼って一気に産もう!と本気モードに切り替わりました。
お腹の底から声が出て、自分でも驚きの叫び声。
側にいた4男が怖くなったのか、離れて行くのがみえました。
陣痛と陣痛の間隔は、多分2分くらいでしょうか。休む間もなく次に備えます。
痛みとともに、声を出して手で壁を押し、脚で誰かのお腹を蹴っていたと思います。
(出る!出る!出る!赤ちゃんじゃないものが!何もかも出してしまおう。)
陣痛の力を借りて押し出しました。
何度も、何度も。
育良の助産師は経験豊かな中堅からベテラン陣。
全てを任せる気持ちで臨みました。
あうんの呼吸で、赤ちゃんの出口じゃない出口を拭き取る助産師さん。流石!ありがとう。
しかしその瞬間「くっさ!くっさー!」と
子供達が大騒ぎ
私の頭側にいた夫も、「でたぞ!」「また出たぞ」
「まだ出るのか」「いつまで出るんだ」と耳元で囁く。
(出てるのわかってるから、言わんでいい)
私は、会陰が切れたっていいし、子宮ごと産んでしまえくらいの気持ちだったので、恥ずかしさも何も無かった。
出し切ったと思った頃、大きい丸い物が穴にはまり込む感覚がした。(頭だ!いけーっ!)
助産師さんの声にだけ集中して、力を入れたり、抜いたりを2、3回
ズドンと頭が出た!一度力を抜いて、あとは身体だけ!最後にもう一度力を入れて押し出す。
「やったー!」感動して泣けました。
産んだ瞬間に、あんなに痛かった陣痛がピタッと治まるから、本当に身体って不思議。
お産が終わってからの、夫談↓
助産師さんが上手く隠して拭き取っていたので、便は全く見えなかったそうです。
陣痛中に、私に芋を食べさせなければ良かったとは思ったと。
(私も、予定日になってからは、お通じが出ているかを気にするのを忘れていて、便秘になっていたのかも。)
子供達は、ママが余りに痛がるので
「ママが死んじゃう、どうしよう、、、くっさー!」
と情緒不安定だったよ、と。
(私には、くっさーばっかりが聞こえましたが。)
翌日、面会に来た4男に「赤ちゃん産まれた時どうだった?」と聞くと
「うるさかった。そのあと、くさかった。」
「けいちゃんね、こうしてたよ。(手を叩いて)ママ!頑張れ頑張れー!(鼻をつまんで)くっさ!って。」
それ、出産の感想というより、ママ観察の感想だね。
母体と胎児の安全管理をしながら、私のおしもの世話まで同時進行でしてくれて、本当に凄いお仕事だなと改めて助産師さんに感謝しました。
こんなお話に付き合ってくださって、すみません。
一つ、為になるお話を。
これから入院される方は、「トイレに流せるお尻拭き」を持参するといいと思います。
コロナの影響で、トイレのウォッシュレットが使えないので便利でした。
会陰が切れた方も、ティッシュでゴシゴシ拭くと痛いので、それで優しくケアできます。
薬局とかの赤ちゃんグッズのコーナーに売ってます。
とらまま
投稿者/ Contributor
- 浦野晴美・理爺長
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育良クリニック創設者。
どうでもいいことを「理爺長のつぶやき」でつぶやいたり産科医としてのコメントをのせます。 - 院長
- とらママ
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育良クリニックマネージャー。
2011年1月、第一子「とらさん」
2012年6月、第二子「りゅうちゃん」
2014年2月、第三子「うまくん」
2016年4月、第四子「おさる」
2020年10月、第五子・初女子「じら」
(すべて愛称)
を当院で出産。
妊娠・出産・育児の奮闘記を綴ること多し。 - 医療スタッフ
-
医療スタッフ
開院当初からの超ベテラン。
医療的な質問に回答したり、日々のできごとを綴ります。 - 育良事務局
- コンシェルジュスタッフがイベントやお知らせを随時配信します。